御礼とご報告

謹啓 夜風の中に虫の声が聞こえ始めました。
皆様方におかれましては益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。

さて、過日8月20日(日)に開催いたしました「第14回外郎売の口上大会」に際しましては、お忙しい中、ご来場・ご高配を賜りありがとうございました。 おかげさまで700名を超えるご来場者をお迎えし、大盛況のうちに無事終えることができました。

これもひとえに皆様方の温かいご支援の賜物と、心より感謝しております。
沢山の方々から応援の声をいただきながら活動してまいりました当会も、来年15周年を迎えます。そして折しも来年は「二代目 市川團十郎丈」が江戸時代享保3年正月に、江戸の森田座で『若緑勢曽我』と称して外郎売を初演されてから、ちょうど300年の年にあたるのです。
この稀有なる出会いに心から感謝し、会員一同益々精進していこうと誓い合いました。

15周年に向けて、内外の「外郎売」好きが一堂に会する場ももうけたいと夢を膨らませつつ、これからも賑やかに活動してまいります。

秋からは、品川宿(9/24)・大磯宿(11/5)・そして小田原宿(10/1)等、東海道の各宿場祭りにも多数出演します。足をお運びいただけましたら嬉しく存じます。

本当にありがとうございます。これからもどうぞよろしくお願いいたします。

敬 白

平成29年 初秋

外郎売の口上研究会
代表 善波裕美子

第14回御礼とご報告(PDF)