出演スケジュール

外郎売の口上研究会の趣旨

-声をだしたい・表現したい-

私たちは生まれながらにして声をだしたい、自分の思っていることを言葉や身体で自由に表現したい、と願っているのではないでしょうか。

市川家の歌舞伎十八番に「外郎売」という演目があります。
その中では「ういろう」と申す小田原名物の薬を売るための口上が披露されます。この口上の言い回しは、ぽんぽんと出てくる早口言葉、絶妙な間合い、言葉の緩急、強弱、リズム、抑揚など声と表現の面白さに溢れています。

この口上の台詞は、一人で声をだして読むだけでも爽快な気分になり、呼吸と声が鍛えられます。
更に舞台で、仲間とこの口上を群読すれば一層楽しいものになります。またこの口上に、踊りをつけたり、尺八とあわせたり、講談調で語ってみたり、演劇仕立てにしたりと、演出を工夫すると何倍も面白くなります。

私たちはお客様との一体感が味わえるような舞台を目指して、声と表現の可能性を追求していきたいと思います。

  外郎売の口上研究会

2004年より始まりました外郎売の口上大会実行委員会は、2010年4月装いも新たに外郎売の口上研究会に生まれ変わりました。
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