2016年5月22日(日) NPO法人・伊東市文化財史蹟保存会主催「伊東祐親まつり」に参加しました。

<披露演目>

◆藤の広場

お江戸日本橋 小田原提灯演舞

外郎売の口上

まわるまわる演舞

◆伊東松川水上特設舞台

白波五人男より 「しらざあ言って聞かせやしょう」

外郎売の五人衆

外郎売の口上

まわるまわる演舞

伊東祐親公は、曽我十郎、五郎の祖父にあたる方です。

曽我物語のつながりで小田原からこのおまつりに参加できることは、この上ない喜びを感じます。

見事な藤棚のある「藤の広場」では、小田原の名物”小田原提灯”をかかげて、「お江戸日本橋」の演舞から始まり、賑やかに「外郎売の口上」を披露いたしました。

そして月も鮮やかな夜には、伊東市指定文化財東海館の前の「伊東松川水上特設舞台」で、篝火のゆらぐ中、「外郎売の五人衆」での登場と、立て板に水のごとくの「外郎売の口上」を披露いたしました。

今年は、「伊東ミュージカル劇団」で伊東祐親公役を演じられる”虫明伸吾さん”にもゲスト出演いただき、堂々たる口上を語っていただきました。本当にありがとうございました。

歴史にふれ、文化に触れ、沢山のお客様から拍手をいただきました一日に、心から感謝します。

一日の様子は近日中に写真にて公開しますので、どうぞご覧ください。

伊東での一日を楽しんだ、活き活きととした若者たちの姿がそこにあります!

☆出演した中学2年生の感想です☆

私にとって伊東祐親祭りは久しぶりの舞台だったのですが、午前の舞台では不思議と緊張していませんでした。「あ、私舞台慣れしてるのかも」と嬉しかったです。

午前の舞台が終わると休憩と共に善波さんが登場しました。しばらくして練習を始めましたが、完全に空気が変わっているのに気が付きました。

本番前、緊張で胃が痛かったです。失敗したらどうしよう。とか台詞間違えたらどうしよう等余計な事ばかり考えていました。しかし、いざ舞台!となると余計な事は考えずどう目立つか、どう喋るか、自分でも驚く位冷静になっていました。

終わって感じたのはまず達成感。そして楽しさでした。舞台は観客側より出演側からみた方が綺麗なんじゃないか?と考えるほどでした。

皆さんも凄く良い思い出になったと思います。とても楽しかったです。

※とてもいい目をして舞台に立っていましたよ。私にとってもいい良い思い出になります、本当にありがとう(善波より)

出演

・外郎売 おだ笑ぼっち(学生、青年グループ)

【主催・お問合わせ】

NPO法人・伊東市文化財史蹟保存会
  ℡ 0557-36-7726

第41回伊東祐親(すけちか)まつりが伊東温泉松川特設「水上能舞台」を中心に催されます。重要無形文化財の演能者による能・狂言が「かがり火」の中、多くの観客を幽玄の世界へと心ゆくまでいざなうことと思います。
また、この水上能舞台では、市内に伝わる郷土芸能を披露する奉納舞台、また艶やかな伝統を守る伊東芸妓や舞踊家による「伊東温泉・華舞台」が初夏の風物詩として繰り拡げられます。

http://izufull.com/hozonkai/